ISBN:4167110113 文庫 東野 圭吾 文藝春秋 2006/10 ¥620
今週末に読んだのは、映画化されたことでもおなじみな「手紙」です。
受刑者の兄をもつ主人公の苦悩を描いた作品ですが、描き方がやはり東野圭吾な感じですね。
兄の心情なんかは序盤を除いて全く描かれず、兄の手紙の文面だけがあるってのが彼らしい。
今作のテーマとしては、罪とは何か、罰とは何か、償いとは何かといったところでしょうか。
それは最後の方で示されるんですが、結果に関しては賛否両論でしょう。
俺自身、納得できる部分と疑問を抱く部分がありました。
こういうのは当事者にならないとわからないものでしょうね。
全体的に良いんですが、最後の最後がとてつもなくチープな展開。
それだけが残念でした。
今週末に読んだのは、映画化されたことでもおなじみな「手紙」です。
受刑者の兄をもつ主人公の苦悩を描いた作品ですが、描き方がやはり東野圭吾な感じですね。
兄の心情なんかは序盤を除いて全く描かれず、兄の手紙の文面だけがあるってのが彼らしい。
今作のテーマとしては、罪とは何か、罰とは何か、償いとは何かといったところでしょうか。
それは最後の方で示されるんですが、結果に関しては賛否両論でしょう。
俺自身、納得できる部分と疑問を抱く部分がありました。
こういうのは当事者にならないとわからないものでしょうね。
全体的に良いんですが、最後の最後がとてつもなくチープな展開。
それだけが残念でした。
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