『SP 革命篇』観てきました。

最初から最後までどう転ぶか分からない展開、迫力ある格闘シーンの数々、どれも素晴らしいものでした。

SPはドラマ、野望篇、革命前日と一通り観てきましたが、個人的にここまでヒットした作品はなかなかないです。

以下、ネタバレ有りのSPシリーズの考察。





■黒幕はやっぱり尾形

『革命前日』を見ると、尾形がピエロで「尾形以外の雄翔会+伊達」が黒幕のように描写されていましたが、真の黒幕は「尾形+伊達」かなと。
理由は、伊達が秘書経由で雄翔会メンバーを殺す指示を出していること、にも拘らず尾形は生き残っていること。
これにより、伊達側が尾形を殺す意志がないことが推測できます。
※殺そうと思えば尾形を殺すチャンスはいくらでもありました

逮捕後の尾形が公安と面会する際、警官が尾形に「もう少しです」と言うこと、これにより、尾形の影響下の人間がまだいることが確認できます。
また、この言葉は、尾形の計画は進行中であることを意味します。

そして、伊達の秘書が最後まで生きていることを考えると、伊達と尾形は繋がっていると考えるのが自然かなと思います。
両者が敵である場合、肉親は殺せなくても秘書は殺せるはず。
※『革命篇』により、伊達と尾形が兄弟であることが分かります。

なので、国会議事堂で尾形が伊達に銃口を向けるシーンは演技であり、両者にとっては計画通りに思えます。





■井上と尾形

個人的に井上と尾形は繋がっているのではないか、と言う気がします。
尾形からの手紙を井上が大事そうに所持していたこと、結局井上達の活躍が雄翔会の計画を潰した(=尾形の意図通り動いた)ことを考えると、この推測はあながち暴論でもないのではないかと思います。

ただ、最後に井上のエスパーが復活したのですが、それが尾形の面会タイミングと(多分)一致しているであろうことを考えると、違う気もします。

じゃああの手紙の(中身が公開されなかった)意味は?と言う疑問が出ます。中身を公開せずに手紙に(ストーリー内での)意味を持たせようと考えると、尾形と井上が最初から繋がっていたことを示すことぐらいしか思いつかないです。





このように、ちょこちょこグレーな部分を残して終了したSP、完結と言われていますが、続編が欲しいですね。

少なくとも、手紙の中身は見たかったなぁと言う感じ。

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