辻村作品の中では一段下の出来かなぁという印象。

「Aせよ、でなければBせよ」と言った二択を他人に強制できる能力を持った少年が、大切な人を傷つけた悪人に対峙する物語なのですが、ここまで超能力を前面に出されるとちょっとなぁという印象。

他の作品のようにファンタジーなんだけどリアリティがある、と言うのとはちょっと違った印象。

人物描写はやっぱり上手いなと思うんですけどね。

「名前探しの放課後」を補完するために読んでおく作品といった位置づけかな。

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