きのうの世界(上) (講談社文庫)
2011年8月21日 読書
今週末はこちらの上下巻を購入し、読んでました。
あらすじを見て気になって購入したのですが・・・正直内容は今一でした。
まず、上巻の頭から「あなた」と言う人物が登場します。
まさか読者を登場人物に巻き込むようなことはないと思ったので、何らかのキーパーソンを隠蔽した表現かと思ったのですが、正体を知ってびっくり。
「あなた」の正体は下巻で明らかになるのですが、特に隠蔽する必要のあるような人物ではありませんでした。
しかも「あなた」が事件に首を突っ込む動機に説得力がないから、余計に「あなた」と言う存在に薄っぺらさを感じてしまいます。
だから上巻ではさも意味ありげに「あなた」にしていたのかもしれませんが・・・。
そして、あの三本の塔の意味、今一です。
全体を通して三本の塔は「何かよからぬもの」と言った描写をされているのですが、その正体がなんてことはないもので、ここでも拍子抜けです。
セオリーからずれた展開を狙ったのかもしれませんが、それが裏目に出ていると感じました。
途中は少し期待させれるんですが、読後感はあまり良くはなかったですね。
あらすじを見て気になって購入したのですが・・・正直内容は今一でした。
まず、上巻の頭から「あなた」と言う人物が登場します。
まさか読者を登場人物に巻き込むようなことはないと思ったので、何らかのキーパーソンを隠蔽した表現かと思ったのですが、正体を知ってびっくり。
「あなた」の正体は下巻で明らかになるのですが、特に隠蔽する必要のあるような人物ではありませんでした。
しかも「あなた」が事件に首を突っ込む動機に説得力がないから、余計に「あなた」と言う存在に薄っぺらさを感じてしまいます。
だから上巻ではさも意味ありげに「あなた」にしていたのかもしれませんが・・・。
そして、あの三本の塔の意味、今一です。
全体を通して三本の塔は「何かよからぬもの」と言った描写をされているのですが、その正体がなんてことはないもので、ここでも拍子抜けです。
セオリーからずれた展開を狙ったのかもしれませんが、それが裏目に出ていると感じました。
途中は少し期待させれるんですが、読後感はあまり良くはなかったですね。
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