ISBN:4062647060 文庫 森 博嗣 講談社 1999/11 ¥730







先週末に読んだ本をご紹介。

しばらく東野圭吾が続いたので今回は森博嗣です。
森博嗣の作品ってなんだか独特の美観があるから好き嫌いが激しそうですよね。
これも結構作者独自の美観が垣間見られるようなものになってます。

それで、結局面白かったのかと言うと、まぁまぁです。
そこそこ楽しめるけど、強くお勧めは出来ないですね。
理由は上で書いた通りです。
ISBN:4062637251 文庫 東野 圭吾 講談社 1998/03 ¥780








自身の記憶に疑問を持った主人公が過去の事実を探求する話です。
「記憶」がキーワードなのかな。

人間の脳にスポットを当てているという点で「変身」や「秘密」あたりと話のノリが似ています。
個人的にこれらの作品は感心させられる面が多く、これが東野圭吾の得意分野なんだなぁと感じます。

あまりページ数も多くなかったこともあり、1日で読み終わってしまいました。

手紙

2007年5月27日 読書
ISBN:4167110113 文庫 東野 圭吾 文藝春秋 2006/10 ¥620








今週末に読んだのは、映画化されたことでもおなじみな「手紙」です。
受刑者の兄をもつ主人公の苦悩を描いた作品ですが、描き方がやはり東野圭吾な感じですね。
兄の心情なんかは序盤を除いて全く描かれず、兄の手紙の文面だけがあるってのが彼らしい。

今作のテーマとしては、罪とは何か、罰とは何か、償いとは何かといったところでしょうか。
それは最後の方で示されるんですが、結果に関しては賛否両論でしょう。
俺自身、納得できる部分と疑問を抱く部分がありました。
こういうのは当事者にならないとわからないものでしょうね。

全体的に良いんですが、最後の最後がとてつもなくチープな展開。
それだけが残念でした。

白夜行

2007年5月21日 読書
ISBN:4087474399 文庫 東野 圭吾 集英社 2002/05 ¥1,050








今回はなんと2日で読破。
通常の俺から考えれば異例のハイペースでした。

さて、内容ですが基本的な流れは幻夜と同じ(本当は幻夜が白夜行と同じと言う方が正確か)。
とある女が周りの男を翻弄しながら自分の描いたシナリオを突き進んでいくってものです。

これは「幻夜」を読む前に読みたかった。
あちらを先に読んだせいか、どうにもこちらの主人公にも同情出来ない。
多分、少なくともこちらはただ悪魔のような女が暴れるストーリーではないはずなんだけどな。
もっと根底に何かがあるはずなんだろうけど、先入観がそれをにごらせて結局わからずじまいでした。
いや、本当はこの2作品の本質は何も変わらないのかもしれないけど。

まぁ、結果的に読む順番を間違ってしまったけど、それを含めてもベストセラーになるだけのことはある作品だと思います。
普通に面白いです。

幻夜

2007年5月16日 読書
ISBN:4087461343 文庫 東野 圭吾 集英社 2007/03 ¥1,000








久しぶりの東野圭吾。
800ページにも及ぶ大作。

しかしながら、話のテンションやテンポを終始保った状態なので、読んでて疲れない。
さすがは東野圭吾です。

これぞミステリーな一冊、オススメ。

四季 冬

2007年5月13日 読書
ISBN:4062755718 文庫 森 博嗣 講談社 2006/12/15 ¥620







さて、四季シリーズもこれでラストです。

今作は、人間の(四季の)頭の中をトレースしたような、ランダムな時系列で物語が進んでいきます。
そのため、結構気合入れて読まないと、今何が描かれているのかわからない。

ちなみに、今作は「秋」とは打って変わって四季中心で話が進みます。

作者の力量の限界なのか、今作に関しては少々行き詰っている感じを受けました。
真賀田四季というキャラクタも描ききれていない気もするし、ランダムなストーリーはランダムなまま終わってしまっているようにも見えました。
そう狙っているのかもしれませんが、読んだ感想としては中途半端としか感じられませんでした。

「冬」は四季シリーズ上、なくてはならない部分を担っているのでしょうが、読むなら「春」「夏」だけで良い気がします。
「秋」はS&M、Vシリーズのエピローグ色が強いし、「冬」は中途半端に感じますから。

個人的なオススメ順も、春夏秋冬と綺麗に?まとまってます。
「春」が一番好きですね。
書き方が独特と言う点では「冬」と少し近いけど、こちらは凄く綺麗にまとまっていると思います。

そんなわけで、四季シリーズ読破です。
次は何を読もうかな。

四季 秋

2007年5月12日 読書
ISBN:406275570X 文庫 森 博嗣 講談社 2006/12/15 ¥620






四季シリーズなのに、この秋に関しては四季本人が関る割合は極めて低いものとなっています。
背景にもちろん四季という存在はあるけれど、基本的にはS&M、Vシリーズのキャラで話が進んでいきます。

なので、森博嗣の以前のシリーズのエピローグとして捉える方が自然。
S&M、Vの2シリーズを読んでから読むのが良いかと。
そんなわけで、予習?をしていた自分としては、結構楽しめた感じ。

あのシリーズの、あのキャラのその後がわかる一冊です。

四季 夏

2007年5月10日 読書
ISBN:4062755696 文庫 森 博嗣 講談社 2006/11/16 ¥620







森博嗣が以前描いたS&M、Vシリーズの登場キャラクタの1人である、真賀田四季博士をフューチャーしたシリーズの第2弾。

今作は四季が13歳、両親を殺害するまでの期間を描いています。
一方で、今作は「春」よりもS&M、Vシリーズの番外編としての色が強く出ています。
なので、これら2シリーズを読み終えた後の方が四季シリーズは楽しめるような気がします。

四季 春

2007年5月7日 読書
ISBN:4062755688 文庫 森 博嗣 講談社 2006/11/16 ¥620







森博嗣の作品は、Vシリーズ全てとS&Mシリーズの何作かを読んできたけど、四季シリーズが個人的には一番好き。

無駄な情景描写がほとんど削られていて、人物の心情の描写に重きを置いているのが良い。
そのため、読んでて退屈な箇所がほとんどなく、終始テンションを保った状態で一気に読み進めることが出来ました。
かなりオススメ。
ISBN:4062646145 文庫 森 博嗣 講談社 1999/07 ¥730







森博嗣らしい、理系的なトリックが展開された作品。
展開はちょっと強引だけど、トリックはいたって単純。

前半結構だるくて読み飛ばしたくなるけど、結構ヒントが隠されているからなかなか読み飛ばせないので憎い。
最後の最後、肝心な部分はうやむやな状態で終わるけど、そこがまた好み。

無駄が多いけど後半から一気に読めるから、中の上な作品って感じかな。
ISBN:4062645602 文庫 森 博嗣 講談社 1999/03 ¥680







やはり森博嗣のS&Mシリーズは、変に登場人物のキャラが濃すぎないところが好みだ。
彼のもう1つのシリーズであるVシリーズよりも謎解きに重きを置いているのも良い。
多分、このシリーズはちゃんと考えれば答えが見つかるような話なので、そういった楽しみ方もできそう。

すべてがFになる

2007年4月19日 読書
ISBN:4061819011 単行本(ソフトカバー) 森 博嗣 講談社 1996/04 ¥1,029









“すべてがFになる”
理系学生なら、「F」が何なのかはすぐにピンとくるかもしれない。
しかし、それが結局事件にどう関っていくかと言うと、なかなか気づけない。
しかも、結局大した意味はなかった(笑)

本作は、さすが理系大好きな森博嗣って感じの書き方。
作中、結構専門用語が飛びかっているので、知らない人にはちとキツイかもしれん。
Vシリーズみたく、登場人物のキャラが濃すぎないのはなかなかよい。
個人的にはこっちの方が読みやすいかも。
ISBN:4062752573 文庫 森 博嗣 講談社 2005/11 ¥730







これで森博嗣のVシリーズ制覇です。
このシリーズは漫画感覚で読めるので、小説を読まず嫌いしている方にはお勧めです。
この作品も、結構テンポ良く読めるほうだと思います。

例によって、この作品も推理小説ではないので、細かいところを気にする必要はなく、ひたすら読んでOKな感じです。
Vシリーズはあくまでミステリーですから。
少なくとも、自分は始めから注意深く読めば犯人がわかる、と言ったものではないと考えています。

最後がちょっと強引にまとめてしまった印象があるけど、なかなか面白いですよ。
ISBN:4062738945 文庫 森 博嗣 講談社 ¥730







森博嗣のVシリーズ。

今作は後半、紅子が出てくるまでは十分に楽しめる内容だと思った。
物語の主となる「殺人事件」と探偵である保呂草の「便利屋業務」、2つの軸がしっかりリンクして物語を展開している。
森博嗣の作品でこの辺がしっかりしているものは、大体面白いと思う。

しかし後半になると、Vシリーズ特有の紅子が高飛車な態度で振る舞い適当に推理して終わると言う展開。
この展開が好きな人もいるかもしれないが、個人的には嫌い。
それに加えて、今作では小鳥遊のキャラクターもあまり良い描写ではなかったように感じた。

よって微妙な後味で終わる物語だったと思う。
ISBN:4062751399 文庫 森 博嗣 講談社 ¥750







最近読んだ本を紹介。
正直あまりオススメはできないのですが。。。
内容的には、ほぼ漫画。
漫画として読めば楽しめる。

森作品全体の特徴なんでしょうけど「謎を解いてやるぞ!」って感じで読むのではなく「なんか凄い話だねぇ」って感覚で読むのが良いと思います。
ISBN:4062738066 文庫 森 博嗣 講談社 ¥700







これ、タイトルが良く出来てるよね。
この2つの他にも「夢で逢いましょう」とも読める上にそのどれもがストーリーと合ってる言えば合ってる。
肝心の内容は、犯人の独白(後日談的なもの)を交えながら進めていく形式が個人的にヒット。
紅子も控えめでなかなかに楽しめるものでした。

さてさて、昨日買うか考えてたラウンジブーツ、買ってみました。
革が柔らかく、脚にちょうどフィットする感じがなかなか良いかなぁというのが決め手。
まぁ、ラウンジだから同ブランドのデニムには合うだろという安易な考えもありつつ。
それでも、最近靴では痛い目を見てばかりだったので、今回はかなり慎重に時間をかけて選ばせてもらいました。
最後まで付き合ってくれた店の方に感謝。
長いブーツとか初めてなんですが、色々な履き方ができて楽しめそう。
秋冬用で3足も買ってしまったなぁ。
俺ってこんなに靴好きだったっけか・・・?
ISBN:4062736985 文庫 森 博嗣 講談社 2003/03 ¥660







久々の読書。

森博嗣のVシリーズはいくつか読んだ経験があるのだけれど、これは個人的には評価の高くない作品でした。

その原因が、オチがなんだかスッキリしないせいなのか、主人公の瀬在丸紅子が調子に乗ってるからなのかはわからないのだけれど。

ミステリーと推理小説は違う、と言うことなのかもしれない。

ちなみに本書はミステリーとして読むべきものだと思う。





ところで、この森博嗣のVシリーズ、先程も述べたように瀬在丸紅子という女性が主人公なのだが、彼女の一挙手一投足がいちいち鼻についてしまう。

彼女は俗に言う天才で、なんでも出来てしまうのだが、そこがどうにもつまらない。

彼女は決してつまずかず、どんな事件でも特別苦もなく解決させてしまう。

作者の手腕でなるべく嫌味がないよう書いているのは伝わるが、どうにも苦手。




じゃあ何故Vシリーズを読むのかというと、準主人公的な位置付けの保呂草潤平が好きだからに他ならない。

彼はいつも美味しいところを掻っ攫っていき、そういった面では紅子に負けず劣らずなのだが、こちらは嫌味なく描けていると思う。

と言っても、あくまでこれは個人的な好みで、紅子を見ていて気持ちのいいキャラクターだと解釈する方も多いかもしれない。




とまぁ、そんなわけで俺自身はVシリーズの中では紅子があまり出てこなく、保呂草が活躍する話が好き。

確か、「恋恋蓮歩の演習」や「捩じれ屋敷の利鈍」あたりがそういった話だったと思う。
ISBN:4122044324 文庫 荻原 規子 中央公論新社 2004/10 ¥680







これ面白いのかなぁ。

最近暇な時間を潰せるような物が欲しくて、本とか久々に読みたいなとか思うんですが、何が面白いのか今一わからん。

一応何でも最後まで読む人なんで何買っても無駄にはならないんだけどどうせなら面白いのがいいからね。

んで、これなんですが、今日本屋で発見してちょっと興味を惹かれたり。

なにやら8巻まであるらしくかなりの暇つぶしになりそうだし。
ISBN:4062752573 文庫 森 博嗣 講談社 2005/11 ¥730







今日はこれを立ち読み。

Vシリーズ(主人公が瀬在丸紅子という人のシリーズ)最後の作品ってことでちょっと気になってたんですがラストと解説だけ見た感じ面白くなさそう。

あんまり何人も天才を登場させたらしらけてしまう。





今日は色々店を回って服を見てみました。

今回はちょっと落として腰で穿くようなデニムでも買ってみようかということでラウンジのスーパースリムを買いました。

ギャグみたいな名前ですが実在するんですよねこれが。

しかも買ったのLサイズですからね。

普段はSかMなのにLとか初です。

ウエスト太く、それ以外は細くってのが欲しかったので色々試着した結果です。

まず、スリムMはウエストがジャストで落とせないのでボツ。

スリムLはウエストはいいけどそれ以外が太すぎなのでボツ。

んで、スーパースリムLでいい感じってわけです。

スーパースリムMでも実際良さそうだったんですが試着が面倒だったのでLにしときました。

思ったより裾も長くなかったので裾上げせずに済んだのも自分的には結構嬉しいです。

色も加工なしのインディゴで結構気に入ってるので春はこれを結構穿きそうな感じ。





今日テレビでやってたんですが、ロードオブザリングいいですね。

確か映画でも見たんですが(しかも1人で)改めてテレビで見てもいいなと思ってしまいます。

個人的にはベタですがサムがフロドの元へ戻ってくる辺りが一番好きですね。

ってかこの物語のMVPはサムですね。
ISBN:4062735857 文庫 森 博嗣 講談社 2002/11 ¥650







昨日は1日これを読んでました。

残念ながら今一内容が浅いなぁという印象。

やりたいことに無理がありすぎたのかもしれません。

あまりお勧めは出来ず。





最近は髪を切ったり住民票を取りに行ったりと、入社に向けての準備をやってました。

先日会社での席も決まり、ほんのちょっと自覚が出たような気も。

1 2 3 4 5 6

 
WAT

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索